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感染制御と口腔衛生管理

2019 Vol.26 No.2 目次

感染と消毒  2019 Vol.26 No.2 p.27-31 

特別講座
感染制御と口腔衛生管理
植野 高章, 井上 和也

口腔内微生物は口腔フローラを形成し全身疾患と多くの関りがあるとされている1).糖尿病,肺炎,感染性心内膜炎の病態悪化の原因となることが明らかとされており2,3),また口腔内細菌が人工関節置換術後の感染源となり手術の予後に影響を及ぼすと考えられている4).超高齢化社会である近年の日本においては,これらの疾患や手術を必要とする患者数は増加すると考えられることから,口腔衛生管理の重要性が高まると考えられる.


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