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横浜市立市民病院におけるクルーズ船からのCOVID-19 に対する院内感染対策

2020 Vol.27 No.2 目次

感染と消毒  2020 Vol.27 No.2 p.31-35 

ケア日記-特集:新型コロナウイルス感染症
横浜市立市民病院におけるクルーズ船からのCOVID-19 に対する院内感染対策
岡﨑 悦子

当院は,各学会等から推奨される個人防護具ではなく,独自の基準「コロナ強化スタイル」「コロナスタンダード」「厳重な飛沫・接触予防策」により対応している.「コロナスタンダード」は,N95マスク,ガウン,首用シートによる首周りの保護,アイシールド等目の保護具,キャップ,二重手袋を着用する.COVID-19患者の対応をしている職員のRT-PCR検査と抗体検査の結果が陰性であることは,当院の防護具の有効性を裏付ける.持込防止や早期発見のため,外来トリアージ,緊急・予定入院時や他施設からの転入時,入院中患者について,各フローチャートに基づき対策を実施する,10時と15時の2回定時手指消毒を行うなど,当院の取組みを紹介する


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