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多職種の院内感染対策の意識向上を目指した取り組み ~薬剤師と臨床検査技師はいかに主体的に取り組むか~

2020 Vol.27 No.2 目次

感染と消毒  2020 Vol.27 No.2 p.62-66 

感染制御に現場から一言
多職種の院内感染対策の意識向上を目指した取り組み ~薬剤師と臨床検査技師はいかに主体的に取り組むか~
片山 歳也

院内感染対策は全員参加して実践することが望ましいが,個人差が生じやすいのも事実である.院内感染制御チームで行う環境ラウンドでは看護師中心で行われることが多いが,薬剤師や検査技師が主体的に環境ラウンドチェックシートの記録を記載することで,専門的な感染対策の視点を学ぶことができ,多職種の感染対策育成に効果的である.消毒薬適正使用,消毒薬採用,環境調査そして発熱チェック体制における,薬剤師と臨床検査技師の主体的な取り組みは,職員全体の感染対策の意識向上に繋がると期待され,新型コロナ感染対策に重要な役割を果たすであろう.


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