バックナンバー

プロバイオティクスと感染症

2022 Vol.29 No.1 目次

感染と消毒  2022 Vol.29 No.1 p.28-32 

特別講座
プロバイオティクスと感染症
鈴木 靖志

人は1 万種類以上,100 兆個以上ともいわれる菌と共生しているが,その菌種分布の個人差は大きく,さらにヨーグルトや飲料,錠剤など様々な形態から多種多様に摂取可能なプロバイオティクスが腸内菌叢に及ぼす作用を正確に理解することは容易ではない.困難な試みの中で,プロバイオティクスが腸管への作用を介して感染リスクを低下させることを示唆する報告も数多く目にするようになった.本稿では,腸内菌叢の働きにも視点を当てながら,感染症に対するプロバイオティクスの有効性について紹介する.


感染と消毒ホームページ事務局(幸書房内)
ホームページに関するお問い合わせはこちら