バックナンバー

抗菌薬の適正使用を AWaRe 分類で評価する

2024 Vol.31 No.2 目次

感染と消毒  2024 Vol.31 No.2 p.59-63 

感染制御に現場から一言
抗菌薬の適正使用を AWaRe 分類で評価する
高山 和郎

2024 年度診療報酬改定にて“抗菌薬適正使用体制加算”が新設された.そこで新たに,抗菌薬適正使用の指標として AWaRe 分類が導入された.Access 抗菌薬に分類されるものの使用比率が 60%以上またはサーベイランスに参加する施設の上位 30%以内であることが施設基準となった.この耳慣れない指標は,WHO が提唱する新たな指標であり,Access 抗菌薬の比率を 60%とすることを目標としている.AWaRe 分類とは何なのか.見えている課題も含めて正しく理解し,うまく使いこなすことでさらなる抗菌薬適正使用を進めていくことにつながるであろう.


感染と消毒ホームページ事務局(幸書房内)
ホームページに関するお問い合わせはこちら