「洗浄・消毒・滅菌 ご質問受付」にて受付したご質問と回答の一部を掲載しています。
なお、回答については、質問をいただいた時の基準に沿って回答しておりますので、現時点とは異なっている場合もございます。
NICUでは厳重な感染対策が必要となりますが、おしゃぶり・乳首・哺乳瓶の滅菌は必ずしも必要ではありません。消毒でも良いです。なぜなら、洗浄・消毒後のおしゃぶりなどに少量の芽胞が残存していたとしても、感...
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通常、2重包装の必要性はありません。ISOもそのように言っています。但し、被滅菌物の性状等によって、2重包装の必要性がある場合は、やってはいけないわけではありません。何の為に、何を対象に2重包装をおこな...
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熱水は残留毒性がないうえに、消毒薬に比べて消毒効果が確実です。したがって、ご質問者がすでに行っておられるように、喉頭鏡のブレードの消毒には熱水がもっとも適しています。 しかし、喉頭鏡のハンドルには必...
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普通の手指消毒は、15秒以上を要しています1)。一方、アルコールによる皮膚障害も、かなり報告されています2)。そのような中で、ニトリルゴム手袋を着用して、患者ケアーをおこない、次のケアーに移る際に、...
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0.01%(100ppm)次亜塩素酸ナトリウムへの1時間浸漬法は、ウイルスのみならず芽胞にも効果を示します1-3)。したがって、アデノウイルス胃腸炎や咽頭結膜炎の患者が使用したジェットネブライザーのし管の消毒も...
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ポビドンヨード水溶液と解釈してコメントを述べさせていただきます。 2016年の世界保健機関(WHO)、手術創感染防止ガイドライン1)では、切開創洗浄を裏付けるポビドンヨード水溶液洗浄の有効性に関するエビデンス...
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術野消毒において一回塗布でも丁寧に塗布できていれば特に問題はありません。皮膚の皺の谷間に十分塗布できるように塗布することが大切です。消毒は何回塗布したかの回数が重要ではなく、丁寧に時間をかけてまん...
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滅菌対象の器材が、耐熱性か、非耐熱性かによって、滅菌方法の適用は大きく2つに分けられますが、各滅菌方法において、さらに細かく滅菌条件を分けることは、おっしゃるとおり、非現実的です。特殊な場合を除いて...
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希釈後のベンザルコニウム塩化物には高圧蒸気滅菌を行っておられるようですから、微生物汚染の観点からは全く問題ありません。 しかし、リスクマネジメントの観点から、自施設で生体用の消毒薬の希釈調製を行うこ...
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保証期間の根拠は、別の問題ですが、期限を決めたら、遵守して下さい。緊急性の面から、開封してセットしている部署があるのでしたら、汚染防止面、安全性から、関係者でよく話し合って、安全な対応方法を決めて...
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