「洗浄・消毒・滅菌 ご質問受付」にて受付したご質問と回答の一部を掲載しています。
なお、回答については、質問をいただいた時の基準に沿って回答しておりますので、現時点とは異なっている場合もございます。
ノロウイルス患者の吐物処理に対して、N95マスクをスタンダードとされて良いでしょう。 CDCガイドラインでは、ノロウイルス胃腸炎患者のケアには接触感染予防策を推奨しています1)。しかし、ホテルの清掃におい...
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Gerstmann-Straussler-Scheinker(ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー:GSS)病は、異常なプリオン蛋白が脳内に蓄積して脳神経細胞の機能を障害し、脳に海綿状変化を生ずる遺伝性(家族性)プリオン病の...
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クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)は、嫌気性菌であり、芽胞形成菌です。芽胞の状態では多くの消毒薬や熱が効きにくい性質があります。しかし、ヒトや動物の腸管内に生息し、健常人の5~...
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血液やドレーン排液などと同様に、胸・腹水や血尿も感染性ありとして取り扱う必要があります1)。しかし、血液、ドレーン排液、胸・腹水および血尿いずれであっても、「凝固剤を使用し固形として廃棄」は必ずし...
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おっしゃる通りです。24時間空調が望ましいです。全面的に、コンテナーシステムを採用していれば、少し条件は緩められますが、滅菌バッグに入った滅菌物、不織布包装の滅菌物、など手術用滅菌物にはいろいろある...
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地域の行政によって指導が違うようですが、原則的には、下水で希釈されると考えられます。但し、下水中の濃度規制のあるものは、特別な処理が必要です。行政の指導を受けて下さい。
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蓋のある、足踏みで開けられる感染性廃棄物用容器に捨てて下さい。小さなものなら、携帯用、あるいは、小型の感染性廃棄物用容器(蓋の開けられない、こぼれない容器)に捨てても結構です。そして、纏めて廃棄処理...
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院内製剤の注射薬(液剤)の滅菌には通常、真空脱気プリバキューム式ではなくて、重力加圧脱気(重力置換)式の高圧蒸気滅菌器が使用されています。したがいまして、重力置換式の高圧蒸気滅菌器を用いているとし...
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Carbapenem-resistant Enterobacteriaceae(CRE)は、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す腸内細菌科細菌です。代表的な菌として大腸菌や肺炎桿菌、セラチア属、エンテロバクター属、プロテウス属などがあり、ヒトの...
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ベンゼトニウム塩化物(ベゼトン液)は適切です。 皮下埋め込み型ポート穿刺時での皮膚消毒には、アルコールがもっとも適しています。すみやかに抗菌効果を発現して、かつすみやかに揮発するからです。 しかし、...
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