「洗浄・消毒・滅菌 ご質問受付」にて受付したご質問と回答の一部を掲載しています。
なお、回答については、質問をいただいた時の基準に沿って回答しておりますので、現時点とは異なっている場合もございます。
手術が行われない日や夜間に物品を取りに行くためなどの理由で手術室へ入る場合の手術着への着替えなどが必要かどうかについてお答えします。 手術部内の領域は日常業務が行われている時間帯においては、制限区域...
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ポータブルトイレや尿器の消毒は24時間ごとなどに行うのが望ましいです。 大規模病院などでのベッドパンウォッシャー(フラッシャーディスインフェクタ;図1)の普及に伴い、ポータブルトイレのバケツや尿器は使...
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肛門鏡に関して、「中性洗剤による用手洗浄の後に乾燥のみで再使用」という手順は、肛門鏡の使用目的・使用部位を鑑み、適切な処理とは言えません。 肛門鏡は、肛門から挿入し肛門管および直腸下端部を観察する硬...
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トイレの消毒は必要です。消毒用エタノール(76.9~81.4 vol%エタノール)の清拭で対応してください。一方、シャワーの消毒は必ずしも必要ではありません。十分な洗浄での対応でも良いでしょう。 公衆浴場で女児...
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使用期限は3か月ぐらいとしたらよいでしょう。 次亜塩素酸ナトリウムの0.1%製品(ヤクラックス消毒液0.1%,次亜塩0.1%液「ヨシダ」)の使用期限は、常温(1~30℃)保管で製造後2~3年間です。一方、ご質問では...
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患者様が使用されるカトラリーにつきましては、持ち込みなのか、医療施設側で準備するのかにつきましては各医療施設の方針によって違います。現在は、入院前に患者様にご準備して頂くより、医療施設側で入院セッ...
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患者からの汚染物質を取り除いたリネンは汚染(感染性)リネンです。病室や病棟内で埃を巻き上げるような分別は避けて下さい。そのまま非透過性バッグに収容します。水溶性ランドリーバッグを使用できれば望まし...
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ポビドンヨードによる術野消毒の前にアルコールガーゼにて清拭することは特に問題ではありません。しかし湿潤不足のために速乾性擦式手指消毒用アルコールを追加して術野皮膚に噴霧(散布)することは推奨されま...
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新型コロナウイルス感染症の感染経路は、飛沫感染と接触感染、エアロゾルを考慮します1,2)。更衣時に、患者が検査着表面に触れることを踏まえると、新しい検査着に着替えた場合でも曝露リスクはゼロにはならず...
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シャワーヘッド(図など)はそのパッキンも含めて100℃などまでの耐熱性があります。したがって、シャワーヘッドの消毒は、消毒薬よりもむしろ熱(熱水、蒸気)のほうが適しています。消毒薬に比べて、熱のほうが...
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