「洗浄・消毒・滅菌 ご質問受付」にて受付したご質問と回答の一部を掲載しています。
なお、回答については、質問をいただいた時の基準に沿って回答しておりますので、現時点とは異なっている場合もございます。
超音波ネブライザーの台数が少ない場合であっても、蛇管やマウスピースの個別使用のみならず、薬液カップや槽蓋の患者使用ごとの消毒が望ましいです。 超音波ネブライザーの共用では、逆流防止弁付きのマウスピー...
続きを読む
クリティカルの機器と書かれているものが、どのようなものなのかわかりませんが、滅菌処理を行う前には、できるだけ汚染やバイオバーデン(被滅菌物に生存する微生物の数と種類)を除去するため、十分な洗浄を行...
続きを読む
お金による手指汚染についてのご質問です。この質問ではお金の微生物汚染度が問題になるので、実際にお金の微生物汚染について調べてみました(表)。調査したn数が少ないものの、1000円札、100円、10円および1円硬貨い...
続きを読む
洗浄剤は、対象物の材質や構造、付着している汚染の特徴、洗浄方法などを考慮して選択します。手術器械及びケースの汚染は、主に血液や体液などのタンパク質と考えられます。食器用洗剤は、食品中の脂肪、油性の...
続きを読む
経腸ボトルやカテーテルチップは個人専用でも、次亜塩素酸ナトリウムで消毒するのが望ましいです。 経腸ボトルやカテーテルチップは個人専用であっても、連続で使用すると高濃度微生物汚染を招くことがあります。...
続きを読む
側管からの薬剤投与では、薬剤をそのまま(原液)使用する、溶液に溶解または希釈し使用する等があります。いずれにしても、準備(調製)から投与までの間、注射剤の微生物汚染のリスク管理が重要です。注射剤の...
続きを読む
継ぎ足しについて これらの5種類の処置薬のうちの4種類では、1週間程度の継ぎ足し使用は差し支えありません。しかし、ボスミンR+キシロカインRの混合液では、毎日の交換が望ましいです。 ご質問のうち、複方ヨー...
続きを読む
アルコール擦式手指消毒剤の継ぎ足し使用は差し支えありません。なぜなら、アルコール擦式手指消毒剤は80vol%ほどのエタノールを含有しているので、微生物汚染を受けにくいからです1-4)。 ただし、1年間などの長...
続きを読む
熱水消毒法とは、熱水や蒸気を用いて高温水に接触させることで、熱に弱い細菌やウイルスを殺滅する方法です。例えば、80℃10分間の処理により、芽胞を除くほとんどの微生物を死滅または不活化することが出来ますの...
続きを読む
胸腔ドレーンは、手術や疾患などにより胸腔内に溜まった空気や液体(血液、胸水、膿など)を、体外に排出するために用いられます。観察を密に行い、確実なドレーン管理が求められます。 胸腔ドレーンの管理手順に...
続きを読む